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慢性腎不全 [ホモトキシコロジー]

 ホモトキシコロジーは様々な病気、病態に有効な自然療法であるが、特にその効果が明らかな疾患がこの慢性腎不全である。

ホモトキシコロジー療法をはじめて5年になるが、その間他院から転院してきた症例も含めてもうだめだろうと思われた慢性腎不全の子が元気に快復していく姿を何例も見てきた。

ホモトキシコロジーはこれまで一度失われた腎機能は快復しないという定説をくつがえしているのではないだろうか。
それほどまでに治療効果は高い。

通常重度の腎不全(Stage Ⅳ以上)の場合、人工透析や腎移植といった治療法が人にはあるが、動物に関してそれらの治療はまず一般的ではない。(人工透析器を持っている病院もあるはあるが、極少。腎移植に関しては実験レベルではやっているところはあるだろうがこれも一般的ではない)

どの動物病院でも実施されている慢性腎不全の治療は

   輸液
   クレメジン(吸着剤)の投薬
   ACE阻害剤
   腎血管拡張薬
   H2受容体拮抗薬
   利尿剤
   カルシウムチャンネルブロッカー
   低蛋白食による食事療法等である。

  これらの治療も低~中程度(StageⅠ~StageⅢ)までならある程度有効であるが、先ほども述べたようにそれ以上の病態になるとなかなか有効な結果が得られない。

 ホモトキシコロジーはどの病態であっても有効な結果を得ることができ、またかつ副作用がない。
尿毒素に侵され続けている身体にとって副作用がないということはそれだけで価値がある。

 ホメオパシーやホモトキシコロジーに興味があるがどう手をだしていいかわからない先生にはうってつけの症例だと思う。ぜひ実践してその効果を目の当たりにしてほしいと思う。

 治療に使用するレメディは以下の通りだ。

Solidago compositum
Coenzayme comp.
Ubichinon comp.,

上記の3つのレメディ以外にも

 Galim-injeel
Lymphomyosot
Berberis homaccord
Circulo-injeel 等を組み合わせる。

ホモトキシコロジーの治療でもうひとつお知らせしたい事は、けっこういい加減な治療でもこちらが思っていた以上に治療効果が上げられるということだ。

それぞれの病態によって治療プロトコル(治療計画)はあるのだが、それに無理やり従わなくてもそこそこやってくれるのだ。
この点は飼い主さんに朗報だと思う。

腎不全の治療では入院やほぼ毎日の通院による治療が余儀なくされる。
飼い主さんの手間、金銭面のことを考えると気が重くなる。

その点ホモトキシコロジーは週1~2回の治療から始まり月1~2回の治療で状態を安定させることができる

19歳で慢性腎不全(BUN >130,クレアチニン9.0)を発症し嘔吐を繰り返していたネコが数日の入院治療で食欲を回復させ、退院後週1回の治療を3ヶ月。その後1ヶ月に1~2回(症状にあわせて)の通院治療で20歳と6ヶ月生きた例がある。(第120病日に得た最良検査結果 BUN 40 クレアチニン3.0 )
このネコは最後まで食欲があった。

この例だけでなく現在もこの治療でQOL(生活の質)を維持している犬、猫は多くいる。

ぜひ広めたい治療法である。


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にくきう

こんにちは。以前のブログにもお邪魔していました。
うちの猫も慢性腎不全にホモトキシコロジーでよい結果が出ています。
こちらの記事を紹介させていただいてもよろしいでしょうか。

どうぞよろしくお願いいたします。
by にくきう (2009-07-03 11:14) 

川崎

はじめまして。
うちのワンコが腎不全から尿毒症になり現在入院中です。
BUNが200以上もあり、いつ急変してもおかしくない状態だそうです。
何とか助かる方法はないのかと、ネットを検索して先生のブログに辿り着きました。
現在は血管からの点滴を続けています。
うちのワンコのように重篤な症状でもホモトキシコロジーというのは効果があるのでしょうか?

by 川崎 (2009-11-14 18:12) 

チビのママ

2月よりホモキシコロジーをはじめました。
まだ目に見える効果はわかりませんが、ここのプログを拝見しいて勇気づけられました。
うちは 17歳で 慢性腎不全と診断され4年目突入です。
毎日の皮下輸液 を9月から、ケイ素の恵みを 10月から新たに加えて、1月末 BUN 60.8(前回9月 68) クレアチニン 3.8(前回 4.3)と下がってくれました。
この1月末の数値より下がれば、ホモキシコロジーのおかげだと立証できます。(もう1匹の猫もいます)

ちなみに 食欲不振 と 嘔吐抑制 に 先生が臨床で効果があった おすすめの レメディーがありましたらお知らせいただけますと幸いです。
(基本3種類 と トラウメール、レンスイスーインジール、ナックスボミカを使用)
by チビのママ (2010-02-14 14:53) 

ねこじじ

はじめまして。我が家の猫メス10歳8ヶ月です。金曜日に様子がおかしかったので、近所の病院に行ったところ、BUN140超、クレアチニン13.5、リンが15以上と出ました。入院してはじめ点滴、その後輸液の漏れもあって、皮下輸液に切り替えて、いま3日目です。今日の検査では、クレアチニンが6.8、リンが2.1まで下がりましたが、BUNはまだ140超です。

いろいろとネットで調べているうちに、そちらの病院のたどり着きました。実はそちらの病院からさほど遠くないところに住んでいるので、より高い可能性があるなら、今の治療を打ち切ってでも、そちらに伺おうかとも思うのですが、どうでしょうか。それとも、少し落ち着いて様子を見てからでもよいのでしょうか。
by ねこじじ (2010-04-25 23:25) 

愛知県のM

こんにちは!!
シロの飼い主の愛知県のMです。
先生に助けて頂いたシロは無事新年を迎える事ができ今ではネズミのオモチャで遊ぶ位に元気になりました!!
昨年6月先生の病院に電話をした時には正直こんなに元気な姿を見れるとは思っていませんでした。
ただ目の前で苦しそうにしているシロを見て何かしてあげられないだろうか?そんな思いで泣きながら先生に電話をしたのを覚えています。(入院していた病院では安楽死を考えた方がいいケースと言われました)その時の先生の返事がとても優しかったのを今でもはっきり覚えています。
遠く離れた病院に入院させる事は本当に不安でしたが毎日、1日に何回も先生がシロの状態をムービーで送って頂き、こんなにしてくれる病院があるのだろうか?と感動でした。
本当に私たち飼い主の立場になってくれるのでうれしかったです。
あれから7か月が過ぎ、シロは1日2回のインスリンを打ってはいますが、まるまると太り3キロ程に痩せてしまった体重も4、7キロになりました!!
こんな瀕死の状態から回復というまさに奇跡の体験をもっとたくさんの人に知ってもらいたいです。
シロのようにホモトキシコロジーやオゾン療法が全ての子に効果があるかはわかりませんが、やってみる価値はあると思います。
動物には無限の力があるように思います。
初めは私も半信半疑で正直ここまで効果があるとは思っていませんでした。
今は先生やスタッフの皆さんそしてホモトキシコロジーに感謝の気持ちでいっぱいですm(__)m
本当あの時迷わず先生の病院へ行って良かったです。先生に救って頂いたシロの命を大切にしていきたいです。
また再会できる日を楽しみにしています。
本当にありがとうございましたm(__)m



by 愛知県のM (2011-01-17 16:58) 

phooh

昨年(2010年)暮れ、15歳になる愛猫が扁平上皮がんと診断されました。それ以来、自然療法の経験談のブログをあちこちみています。
八王子まで、車で往復6時間弱の旅をして、診察に連れて行ったこともあります。1ヶ月近く前になります。一喜一憂のひと月が過ぎようとしていますが、この2,3日、足元がおぼつかなくなり、ついに今日は頭はフラフラで歩くこともできなくなってしまいました。
ホモトキシコロジーやオゾン療法、高濃度VCの療法など、今すぐにでも連れて行って試したいことばかりです。




by phooh (2011-02-23 02:12) 

中川彰子

突然の相談で失礼します。
我が家の猫が腎不全と診断され、月曜日にインターフェロンや輸液をしてもらいましたが、嘔吐をへて、少し水を飲んだりしておりましたが、もう今日はヨダレがでるらしく、水も飲みません。
前後しましすが、私は熊本県の八代に住んでおります。
こちらの病院では、治療法はないようなのです。
やっとネットで検索して先生のブログへたどり着きました。
もう状態もかなり厳しいようですが、猫も一生懸命頑張ってくれておりますので、なんとか方法はないかと想いご相談します。
よろしくお願いします。
by 中川彰子 (2012-09-13 10:53) 

tabby

こんにちは。
我が家の猫も慢性腎不全にかかり、4年と11ヶ月の闘病の末、2015.3.4の朝、逝ってしまいました。慢性腎不全と診断されたとき、いつ亡くなってもおかしくない状態と言われ途方に暮れていたときにこちらのブログを見つけました。当時の動物病院の先生に、この記事を印字して見せると、先生がホモトキシコロジーの治療を行っている病院を見つけてくださり、車で1時間かかりましたが、そこに通うことにしました。家での点滴を行いつつ、ホモトキシコロジーの治療を併用し、みるみるBUNやクレアチニンの数値は低くなり、食欲も回復し、なんと4年11ヶ月もの命の期限を延ばすことができたのです。この約5年間の時間は、私にとっては貴重な時間でした。そして、幸いにも、尿毒症による痙攣発作なども一度も興さず、最期の1週間だけ嘔吐と口内炎に苦しんだだけだったのです。ホモトキシコロジーのおかげで、「生活の質を保つ」ことができたのだと思います。本当にありがとうございました。
by tabby (2015-03-07 10:22) 

キムチ

我が家のきむちも17歳の時に慢性腎不全で倒れました。
Cre11 BUN100という状況の中在宅での皮下点滴とホモトキシコロジーの内服と注射を行い、それから2年以上いきて2015年4月26日に19歳と10ヶ月で旅立ちました。一時痩せた身体はまた肉をつけ、徐々に体調は崩しがちとなるものの亡くなる一ヶ月前までは好物のお刺身をよく食べていました。嘔吐することもほぼなかったです。
最後はうとうとと穏やかに4日間眠り、最後に2声鳴いて旅立ちました。
友人の猫も慢性腎不全でガリガリに痩せてしまっていましたが、きむちのホモトキをわけてあげたところ一ヶ月で500g、その後1キロも体重を増やし、今では元気いっぱいです。
ホモトキシコロジーは本当にすばらしいです。
by キムチ (2015-09-27 15:28) 

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