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フクロモモンガがやってきた [一般診療]

 「フクロモモンガ診れますか?」と受付に来られた方がいた。

「フクロモモンガ・・? いや~診れませんわ」

「どこか診ていただけるところご存知ですか」

「一応診るだけ診てみましょうか。どうしました?」

「尻尾の先は禿げてきたんです。」

「どれどれ」

といった会話があり、人生初めてフクロモモンガと対面する。

IMGP8117_R.JPGIMGP8112_R.JPG

以前ワラビーを診察したことがあったが、2度目の有袋類である。

ぷるるるるるるるる・・・・ けたたましい音が突然鳴り響く。 正直めっちゃビビッた。

何の音かと思ったら「あっこれこの子の警戒音なんです。」

え~まじでか。すごい声だった。

なんとか捕まえ尻尾をみると、先端が1cmくらい禿げていた。
IMGP8120_R.JPG
カビかなっと思ったが、よくよく見ると毛がみじかくなっているだけで禿げてはいない。どうも尻尾の先の毛を本人いや本モモンガがかじっているようだ。

ストレスなのかな  そんな話をしながらバッチフラワーレメディを処方するようにした。

環境のストレスに ウォルナット
イライラに インパチエンス、チェリープラム
基盤に ホリー
緊張にレスキュウ

これで緊張が和らぐといいのだが。
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伝染するのは伝染病だけではない [一般診療]

 毎日診察しているとけっこうおもしろい現象に出くわす。

昨日は朝からかなりの頭数のビーグル犬が診察にやってきた。

「おいおい今日はビーグル祭りでもあるのか」と思うくらい。

そして今日は朝からパピヨン、パピヨン、パピヨン。  パピヨン祭りだ~

なぜかはわからないがこういう同じくくりのものがつながってくることが多い。

それは犬種に関わらず伝染病以外の病気にもいえる。
例えば右前足の骨折の症例が来たかと思うと、同じ箇所を骨折した動物たちが次々とやってくる。。とか。

糖尿病の子が来院すると続けざまに糖尿病の子がくるとか。

あと歯石除去の予約をとるとやたらと歯石除去の予約が入る。

今は膀胱結石が伝染しているらしい。それも尿道結石による尿道閉塞を伴っており、即手術というパターンでくる。

その病気のエネルギー(波長)が同じものを呼び寄せるのだろうか。

摩訶不思議な現象である。
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パルボウィルス感染症 [一般診療]

 5月の連休中、あちらこちらのペットショップで売り出しを行っていたようだ。
中にはまだ体調の整わない子を無理やり販売したため、連休後病院へ駆け込む飼い主さんが相次いでいる。

そして運悪くパルボウィルスに罹ってしまった子犬もでる始末。

この時期ペットショップで購入される方々はこの点に十分注意していただきたい。

衝動買いをせずしばらく様子をみるくらいの余裕がほしいところ。

保障などの点もお店としっかり話をしてほしい。

失敗しないためにも子犬選びは慎重に。




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とうとう5月です [一般診療]

  5月は動物病院にとって一年で一番いそがしい月なんです。

フィラリア予防、狂犬病予防注射、混合ワクチン予防注射などの予防が集中してこの時期に行われるからです。
今日は土曜日で半日しか診療していませんでしたが、それでも70人以上の患者さんが来院されました。
かなり待たされた患者さんもいらっしゃるかと存じますが、この場を借りてお詫び申し上げます。

飼い主さんと子犬のつながり [一般診療]

 今日は子犬の変化に驚かされた。

どのペットショップさんでもワクチン接種時子犬たちはあまり騒がない。

しかし、飼い主さんが連れてくる子犬に接種するとキャーキャー(痛いよ~)と騒ぐことが多いのだ。
このことをずっと不思議に思っていた。

打ち方の問題か?とかいろいろ考えていたのだが今日それがやっとわかった。

  
   飼い主という後ろ盾ができたことによる甘え。

   そして子犬を見守る飼い主さんたちの「痛いのではないだろうか」 という気持ちに反応して。

   それらが連動し、子犬は大騒ぎするようになるらしい。


今日その子犬に注射したのはワクチンではなくてホモトキシコロジー製剤。

 実は数日前この子にはペットショップでワクチンを接種したばかり。
 そのときは全く痛がることもなく何事もなかったかのようにしていたのに。


にも関わらず今日はイタイイタイと大騒ぎ。
ホモトキシコロジー製剤は痛みの少ない注射薬。

そして飼い主さんはほんの数時間前に飼い主になったばかり。まだしっかりと飼い主さんと認識できるほど一緒にいたわけではない。
にも関わらずこの子はその方を飼い主と理解し助けを求めた。

そういうことか。以前からあった疑問は解消した。

やはり子犬たちは瞬時に飼い主を見極め、この人なら守ってくれると理解しているのだ。


人間の子供がころんだ時、親が「まあ大丈夫?痛かったね」と声をかけることで子供がそれに反応して、別に泣くほどでもなかったのに大泣きしてしまうということがあるらしい。

多分それと同じ現象が犬にもあるみたい。

数時間前に飼い主になったといってももっと前からつながっているのかもしれない。そうも思える出来事であった。


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